こんにちは、人事の菅野です。今回は、バックエンドエンジニア兼PMとして活躍するナベさんにインタビューをしました。
【ナベさん・プロフィール】
- あだ名:ナベさん
- 職種:バックエンドエンジニア / PM
- エンジニア歴:9年目(2025年時点)
これまでの経歴と現在。
私は高卒で25歳まで製紙工場で働いていて、SEOのパッケージ商材の営業を経験したのち、26歳でエンジニアとしてキャリアをスタートしました。研修を1ヶ月受けた後、Java案件の開発/進行ディレクターを1年間従事。その後3年間、電気料金のWebシステム開発において要件定義から運用・保守・エンハンスまで幅広く携わりました。
また、下記のようなバックエンド開発やPM業務を中心に、さまざまなプロジェクトに関わってきました。
- 料金計算システム(NestJS):PM兼バックエンド開発(1年)
- 映像制作系Webシステム:PM(1年)
- 展示会システム(NuxtJS):開発(半年)
- クラウドファンディングシステム:エンハンス/PM対応(半年)
- 補助金申請管理システム(Next.js / NestJS / AWS):開発(1年)
- Googleスプレッドシート(GAS)を活用した補助金申請システム:開発(半年)
- 農業系DXシステム開発:PM兼バックエンド開発(半年)
現在は、DX案件のPMとしてプロジェクトを推進しています。
システム設計──実現可能性を求めて。
セキュリティ関連の情報は、企業が外部に公開しないため、正確な情報は検索してもなかなか見つからないことが多いので、「このシステム構成はセキュリティ面で問題ない」と説明することが難しいと感じています。納得感のある説明をするためには、インフラの理解を深めることと専門書を活用し、体系的な知識を得ることになりますが、セキュリティの分野は常に新しい脆弱性課題が出てくるので、継続的な学習が不可欠だと考えています。
システム設計では特に、ER図を重視しています。要件定義の段階で仕様を詰めても、データ設計が不十分だと、実装時に「これじゃ実現できない」という問題が発生しがちです。そのため、ER図の段階でシステムの実現可能性を確認し、関係者と共有することが重要だと考えています。
これまでの経歴は受託開発の仕事が多いため、納品時点ではユーザー数が0人というケースがほとんどでした。もちろん、負荷テストなどの知見はありますが、本番環境でのスケーラビリティ設計には関われていないので、今後経験を積みたい分野ですね。
技術は手段──課題解決から考えるエンジニアの選択。
私はIT業界に入る前、製紙工場で電気設備のメンテナンスをしていました。当時を振り返ると、ITを活用すればもっと効率化できることがたくさんあったと感じます。
しかし、そうした課題は当事者にとっては「当たり前」になっているため、問題視すらされていないことが多いです。潜在的な課題を発見し、ITの力で解決することで社会に貢献したいと考えています。
エンジニアとしてのキャリアは、大きく2つの方向性に分かれると考えています。
- エンジニアリング自体を目的とする人(技術の追求が楽しい人)
- エンジニアリングを課題解決の手段と考え、徐々に上流へシフトする人
私は後者で、今後はマネジメントにより重きを置きたいと考えています。マネジメントに重きを置く場合も勉強は不可欠ですので、土日のどちらかは必ず勉強をしています。「学んでおかないと不安になる」という気持ちもあり、勉強すると安心感につながるんですよね。日曜日は家族サービスデーと決めていて、子供と家族麻雀を楽しんでいます(笑)また、本当に技術力が高いエンジニアは、時にコミュニケーションに難があるケースが多いと感じます。というのも、「自分が理解できることは相手も理解できるはず」と前提を置いて話してしまうことがあるからです。ただし、そうした方は地頭がよく、問題解決能力が非常に高いことも事実で、そういう方に出会ったら、積極的に技術を吸収したいです!
また、エンジニアリングはあくまで課題解決の手段と考えているので、まずは社内の課題を解決できるサービスも作りたいですね。Y’sにはTypeScriptに精通したエンジニアが多いので、以下の構成が最適と考えています。
- フロントエンド:Next.js
- バックエンド:NestJS
- インフラ:フロント → Vercel バックエンド:AWS Lambda
- データベース:PostgreSQL または MySQL
技術スタックとしては、会社の技術特性を考慮して選定すべきと考えています。この構成ならランニングコストも抑えつつ、開発生産性も高くなるので、実際に取り組んでみたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。Y’sではエンジニア採用をしています!もしご興味がございましたら、カジュアル面談にご参加ください!