大手ゲーム会社の子会社（飲食系）の店舗LPサイト

大手ゲーム会社の子会社（飲食系）の店舗LPサイト

飲食店自体はその地方では知名度があり有名なお店でしたが、今回子会社から暖簾分けのような形で店を出すにあたって他とは違った雰囲気に差別化したいという要望がありました。元々のイメージである大衆らしさや親しみやすさにプラスして、最先端のゲーム会社の子会社らしいちょっとおしゃれでかっこいいスタイリッシュなイメージを全体的に持ってもらえるように意識しました。

ご飯を取り扱うサイトとして、お客様に来てもらう為にはやはり美味しそうと直感的に思っていただくことが必要だったので、キービジュアルで動画を取り入れたりサイトの途中にもおすすめの料理の写真を大きく扱うことでシズル感を心掛けました。全体的にチープな印象にならないようにシックな色で締めたり、あしらいを豪華にし過ぎないようにして洗練されたイメージを入れることでバランスを取りました。

飲食サービス系のデザイン自体が初めてだったので、どうデザインを固めていこうか最初のイメージのすり合わせの段階が大変でした。他の飲食店サイトで参考を探したり、サイトで使用する写真の撮影から携われたので美味しそうに見せる為の撮影方法など動画で見たりしました。また、作業のスケジュールが余裕がない中でレスポンシブも意識して作らないといけないのでスマートフォン版に展開した時にデザインが破綻してしまいPC版のデザインをやり直すこともあったので難しいと感じました。

普段は自席でデザインを作るのが仕事ですが、今回は使用する写真の撮影から携われたり出張に行かせて頂いて実際の店舗の雰囲気を肌で感じることができたことがとても新鮮で楽しかったです。また、ゲーム会社なので社内でも飲食店サイト制作が珍しく多くの人に関心を持って頂いていたのですが、全体周知の公開連絡後「美味しそう！行ってみたい」「いい感じに仕上がりましたね」などお褒めの言葉を直接いただくことがありとても嬉しかったです。先日無事にオープンし、実際の店舗の方にもたくさんのお客様にご来店いただいているようで安心しました。

今の現場ではWebに強い方がすぐ近くにいるのでもっとWebデザイナーらしく、Web周りの知識を増やしていきたいなと感じています。直近だと展示会の案件に携わっており、全体的なデザインやアニメーションを拘って攻めて作っていく予定なのでフロントさんとのやりとりが大変そうなだと予想してます。アプリや紙媒体のチームとも連携して進めていくので大掛かりな案件ですが、その分とてもわくわくしています。
今後ももっとさまざまなジャンルのデザインを経験して得手不得手を自分で把握してスキル向上につなげたいです。